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09.25
Mon
 モニタのキャリブレーションとは、モニタのブライトネス・コントラスト・色温度ガンマを適切な値に調整することをいいます。カラーマネジメントを行うには、モニタが正しくキャリブレーションされている必要があり、カラーマネジメントを行うソフトや機器を利用すると、まずキャリブレーションが行われるのが普通です。

 ※モニタのキャリブレーションを行うことは、モニタに特定のカラースペースを設定することではありません。モニタを正しくキャリブレーションすると、モニタのカラースペースが「sRGB」になるということではありません。特定のカラースペースの画像を、適切な色で表示するためには、カラーマネジメントに対応したソフトを利用する必要があります。

 ハードウェアキャリブレーションとは、モニタに内蔵されている機能を利用してキャリブレーションを行う方法です。通常のキャリブレーションでは、パソコンからモニタに送る信号を調整してキャリブレーションを行いますが、ハードウェアキャリブレーションでは受け取った信号をモニタ側で調整して表示するために、画像の劣化が最小限に抑えられる利点があります。

 特にデジタル接続の液晶ディスプレイでは、パソコンから送られてくるデータがRGB各色256階調しかないために、パソコンからモニタに送る信号を調節すると階調の“トビ”が発生してしまいます。ハードウェアキャリブレーションを利用してモニタ側で信号を調節すると、送られてくる階調を256階調に維持したままキャリブレーションが行えるので、通常のキャリブレーションより高い画質が期待できます。

 なお、単にハードウェア(測定機器「分光光度計」等)を利用してキャリブレーションを行うことをハードウェアキャリブレーションと言うのではありません。勘違いしやすいので注意してください。


 私のおすすめ:
【Yahoo!ショッピング】ハードウェアキャリブレーション対応モニタ「ColorEdgeシリーズ」


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